縦読み漫画をビュワーで公開する方法_Cloudflare R2
こんにちは、hopemi(ポペミ)です。
今回は Cloudflare R2 を使ってscrolltoonのプロジェクトを公開し、ビュワーで再生する方法を紹介します。
GitHub と違い、Cloudflare R2 は大容量ストレージを備えているのが特徴です。
「GitHub の25MB制限では足りない…」という方にピッタリです。
目次
1. Cloudflare R2とは?
Cloudflare R2(アールツー)は、オブジェクトストレージと呼ばれるクラウド保管庫です。
- ストレージ大容量(10GBまでは無料枠)→100MBのプロジェクトが約100本まで無料です🎉
- 1ファイル300MBまでアップロード可能(方法によっては5GBまで可能)
- 転送量も無料(外部からのダウンロード)→ScrollToonは外部からのダウンロードに該当するので無料なのはめちゃすごい👍
- クラスA操作(状態を変更する) → 有料(100万リクエストあたり $4.50)
例:ファイルのアップロード、削除、コピー、リネーム など - クラスB操作(読み取り系) → 有料(100万リクエストあたり $0.36)
例:ファイル一覧を取得、オブジェクト情報を確認 など
2. アカウント登録と準備
まずは Cloudflare ダッシュボード にアクセスし、無料アカウントを作成します。
- メールアドレスとパスワードで登録
- 無料プランを選択

左上の三本線のアイコンをタップして、R2オブジェクトストレージを選択します。
Googleアカウントがあると登録も簡単です♪
※クレジット情報を入力する必要があります。無料枠を変えると自動で請求されます。
3. バケットを作成してファイルをアップロード

R2 では「バケット」というフォルダを作ります。例:scrolltoon-projects
R2 では「バケット」というフォルダを作ります。例:scrolltoon-projects

バケットの設定は初期のままで大丈夫です。

次に、バケットの設定をします。

Public Development URLの「Enable」を選択して、「allow」と入力して有効化してください。
これで公開設定をONにできました。

CORS設定を開いて以下の用に入力しておきましょう。
[
{
"AllowedOrigins": [
"https://scrolltoon.toonplanet.online"
],
"AllowedMethods": [
"GET"
]
}
]
👉ビュワーのドメインだけを許可する CORS を設定しておけば、他サイトからの勝手な読み込みを防ぎつつ安全に配信できます。

objectsに戻ってuploadから.stencのプロジェクトファイルをアップロードします。
4. 公開リンクを取得してビュワーに貼る

アップロードしたファイルを選択すると、公開urlが表示されているので、コピーしてください。
ScrollToon 専用の ビュワーリンク作成ツール を開きます。

共有リンク欄に先ほどの urlを貼り付け、「リンクを作成」ボタンをクリック!

このリンクを読者にシェアすれば、誰でもビュワーで再生できます。
5. 覚えておきたいこと
Q1.GitHubとどちらがいいの?
A1.無料枠を超えると自動課金【超過料金が発生(例:ストレージ $0.015/GB/月)変動する可能性あり】されますが、無料枠:10GB ストレージ / 転送無料とscrolltoonには十分な内容です。
ただ、登録時にクレカ情報を入力するので、まず試したいと言う方はGitHubの方が参入しやすいかもしれません。
また、世界中でキャッシュすることもでき、大量アクセスに対応できます。ただし、これには独自ドメインとの連携が必要です。
GitHub の容量制限や、Dropbox のアクセス制限に悩んでいる方は、Cloudflare R2 を使うとかなり快適に作品を公開できますよ。
まとめ
Cloudflare R2 を使えば、大容量プロジェクトも公開が可能になります。
特にファン向けや有料公開を考えている方には最適です。
以下の記事も要チェックです!
【視聴者向け】ビュワーの使い方
【クリエイター向け】ビュワーの使い方いろいろ〜プロジェクト作成から読み込みまで〜
縦読み漫画をビュワーで公開する方法_独自ドメイン編
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